
風力砲
ドイツ本土への無差別戦略爆撃の激化に伴い、対空防御兵器の開発に重きが置かれ、多様なアイデアが試されることとなった。
圧搾空気の塊を飛ばす風力砲もその一つで、シュタットガルトのある会社が考案したものであった。
酸素と水素を一定の分子比率で混合すると激しい爆発が起こる。
それにより水蒸気を含む圧搾空気の塊を放出、砲弾のごとくして敵機を撃墜しようというものだった。
実験機器は陸軍兵器局管理下のヒラースレーベン実験場で組み立てられ、行われた実験では、200m先の厚さ2.5pの板を破壊した。
戦後の連合軍の調査によれば、チェコとドイツを流れるエルベ川の橋梁を攻撃するソ連軍機に対し、この兵器が防衛に使用されたとされるが、信憑性は低い。
風力砲・性能諸元
射距離200mで2.5p厚の板を破壊
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